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ペットショップでフィラリアにならないために打つワクチンの内容や料金

食べている猫

猫が細菌やウイルスの感染症を予防するために、動物病院でワクチン接種を受ける必要があります。猫用のものは3種混合または5種混合のいずれかで、飼育環境によって選びます。室内飼いであれば3種混合ワクチンでも構いませんが、外に出歩く猫は5種混合ワクチンが必要です。

猫用の3種混合ワクチンは、猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症の3つの感染症を予防します。5種混合ワクチンにはこれらに加えて、猫白血病ウイルス感染症と猫クラミジア感染症が予防できます。ワクチン接種は初回のみ年2回おこない、以後は毎年1回です。ワクチンの料金ですが、3種混合だと3,000~5,000円で5種混合タイプだと5,000~8,000円ほどです。

ワクチン接種はウイルスと細菌症の予防に効果がありますが、フィラリアなどの寄生虫を予防することはできません。猫フィラリア症を予防するためには、蚊が発生する時期に体内に侵入した寄生虫の幼虫が成虫に成長する前に死滅させる薬剤を投与しておく方法が一番効果的です。動物病院でフィラリアの予防薬を投与してもらう場合には、スポットオンタイプの薬を背中の皮膚に滴下する方法が一般的です。基本的に、ノミの予防薬と一緒になっているタイプの滴下薬が使用されます。

フィラリア予防の滴下薬は毎月1回のペースで投与する必要があり、動物病院で投与してもらうか薬を処方してもらって飼い主が滴下します。滴下薬は皮膚に薬を滴下させるだけなので、獣医師の資格がない人でも投与することが可能です。フィラリア・ノミ予防滴下薬の料金ですが、1年(7回分)で10,000~15,000円くらいです。フィラリア予防薬の投与は蚊が発生する季節だけで、真冬の時期は必要ありません。それでも、ノミとフィラリアを予防する薬代だけで毎年1万円以上の費用がかかってしまいます。

猫の細菌やウイルス感染症を予防するためのワクチン接種は必須ですが、1回(年間)あたりの費用はさほど高額ではありません。これに対してフィラリア予防薬の値段は年間あたり1万円かそれ以上で、薬代とは別に診察料も負担しなければならないのでかなり高額になってしまいます。滴下薬を処方してもらう場合でも何回かは診察を受けたり、血液検査のために動物病院で受診しなければならず、検査費用が必要になります。多頭飼いをしている家庭であれば、病気を予防するために年間あたり数万円の費用がかかってしまいます。

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