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蚊に刺されて感染するフィラリアが流行る時期はいつ?

可愛い猫

フィラリアは蚊を媒介して感染をするという特徴があり、犬や猫が蚊に刺される際に幼虫が血液中に侵入します。蚊が発生する時期になると、犬や猫がフィラリアに感染する危険性があることを理解しておきましょう。

多くの人は、梅雨が明けてから夏が終わって涼しくなるまでの間に蚊取り線香やボトル式の防虫剤を利用します。蚊が発生するのは夏の暑い時期だけというイメージを持つ人が少なくありませんが、春や秋で気温が高くない時期でも15℃以上であれば繁殖をして吸血します。地域ごとに違いがありますが、本州であれば4月から11月末頃までは気温が15℃を超える日があります。このため、春や秋の時期であっても猫のフィラリア予防のための対策が必要です。九州・四国や太平洋の離島で温暖な地域であれば、12月と3月もフィラリアに感染する危険性があります。

この感染症が流行するのは、蚊が活動を開始してから数週間~1月後からです。気温が低下して活動が収まった後も、1月くらいは流行が続きます。このため、4月下旬から12月頃までの期間中は予防対策が必要になります。

フィラリアを媒介する蚊は種類が多く、市街地や住宅地で人間が活動している場所で繁殖・吸血をする種類も含まれます。気温が15℃を上回れば活動を開始しますが、市街地であれば人間の活動によって真冬でも15℃を超える暖かい場所があります。近くに水田や自然の沼地などがない場合や室内飼いであったとしても、フィラリアに感染する危険性があるので注意が必要です。

フィラリアを媒介する蚊の種類はさまざまですが、基本的に日本国内で見ることができるものであれば幼虫を含んでいる可能性があります。具体的には、コガタアカイエカ・アカイエカ・チカイエカ・ヒトスジシマカ・トウゴウヤブカ・キンイロヤブカ・シナハマダラカなどです。コガタアカイエカとシナハマダラカは主に水田や沼地に生息し、夜間に吸血します。アカイエカ・チカイエカ・キンイロヤブカなどは、排水溝や下水などのように住宅地や市街地などでも繁殖します。ヒトスジシマカ・トウゴウヤブカは人口容器やゴミ捨て場などに生息し、人が活動する環境で普通に見られます。

フィラリアを媒介する蚊の種類は非常に多く、冬でも市街地の暖かい場所で繁殖を続けるケースがあります。真冬の一番寒い時期以外であれば、犬や猫のフィラリア予防のための対策が必要になることを理解しておくようにしましょう。

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